今回は糖尿病についてです。糖尿病とは血液中の糖の濃度が慢性的に高くなる病気です。日本では予備軍も含めて2000万人、成人の約4分の1の割合になります。
糖尿病は血糖値を下げるためのホルモン、インスリンが効きにくくなったり、出る量が不足することでインスリン作用が不十分になることで起こります。
インスリンの出る量が減少して起こるものを1型糖尿病、インスリンが効きにくくなるために起こるものを2型糖尿病と言います。1型はインスリンを出す膵臓という臓器が障害され、インスリンそのものを出すことが出来なくなります。2型は遺伝的な要因に加え、食べ過ぎや運動不足など生活習慣による環境的な要因でインスリンの効果が出にくくなります。