今朝、テレビ番組で新型コロナウィルスの影響で病院受診が自粛されることにより、癌の発見が遅れる傾向にあるという内容のものが放送されていました。
昨今の医療では早期発見で治療が容易になっている癌も多くなってきています。身体に違和感があれば迷わず、まずかかりつけ医に相談してほしいものです。
癌などの多くの病気はストレスで身体の免疫機能が低下すると発生しやすくなることが分かってきています。ストレスに負けない日々の生活を送ることが病気の予防になります。そのためには適度な運動が非常に有効ではないでしょうか。筋肉、特に下肢の筋肉を運動させ筋力を維持することは多くの病気で有効であると言われています。筋肉が活動することで全身に有益なホルモンが分泌されるとも言われています。
新型コロナウィルスの脅威が少し落ち着いている今の間に身体を動かすのも良いのではないでしょうか。
2~3日前から左の脇が痛いなぁと思っていたら、徐々に痛みが強くなり、前は肋骨、後ろは肩甲骨のあたりまで痛むようになってきました。小さい範囲ですが、発疹もあったので、これはもしかしたらと思い、近所のクリニックを受診しました。やはり帯状疱疹の診断がつきました。
今回初めて帯状疱疹を発症しましたが、今までに経験したことのない痛みの種類でした。通常日がたてば治まってくると思っていた痛みが徐々に強くなるというのもあまり経験のないことで戸惑いました。
50歳くらいから発症する頻度が高くなるようで3人に1人は帯状疱疹を経験するのだそうです。
発疹から出る体液にはヘルペスウィルスが含まれており、小さい子供さんや高齢で体力の低下している方には感染させる恐れがあるので注意したいものです。
近年疼痛治療に光線が使われるようになっているようです。痛みの原因は解明されていないものも多く、まだまだ研究段階ですが、少しずつ有効な治療法も確立してきているようです。
使用される光線は半導体レーザーやハロゲンランプを使ったもの、キセノンライトを使ったものなどがあります。これらの光線を患部に照射することにより、血流改善や神経伝達の抑制、抗炎症作用などが生じ、疼痛を軽減できるということです。
対象となる疾患として帯状疱疹やその後の神経痛、筋・筋膜性疼痛、外傷後の後遺症や腰痛や関節リュウマチなど様々な疾患に用いることが出来るようです。
慢性的な疼痛で苦しんでおられる方には朗報かもしれませんね。
認知症になるリスクを高めるものも明らかになってきています。
糖尿病は人体の細胞を痛めて様々な病気を引き起こしますが、認知症にも大きな影響を与えます。アルツハイマー病の原因となるアミロイドβというタンパク質を脳に蓄積させます。
また、高齢になるにしたがい、うつ傾向や転倒による頭部の外傷、活動性の低下、人との交流の減少もリスクを高めます。
バランスの良い適切な食事と活動的な生活が認知症の予防に不可欠です。
認知症をできるだけ予防するためには食事にも気をつける必要があります。
一般的には高カロリーや低たんぱく、低脂肪は認知症のリスクを高めると言われています。偏りのないバランスのとれた食事が理想ですね。これは心臓疾患や動脈硬化を予防する食事とも共通します。
また、適度な飲酒が認知症の予防に効果があるという報告もあります。ただ、人によって基礎疾患や適度な量には差があるので注意が必要です。