高齢者を悩ます病気のひとつに変形性膝関節症という病気があります。年齢が増すほど増えていく傾向があり、膝の軟骨が少しずつ減少していき、骨がすり減り、変形し痛みが生じます。症状は膝関節の痛み、膝に水がたまる、こわばりなどがあります。
初期には注射などの薬物療法や装具療法、運動を行う理学療法などの治療法があります。中期になると関節境をしようしたり、脛の骨を切って膝関節の角度を変えるなどの手術を行います。末期では関節の破壊がひどくなるため、人工関節置換術という人工の関節に取り換える手術が行われます。
早い段階で適切に対処できれば症状の進行を抑えることができます。当事業所では経験豊富な理学療法士もいますので、お悩みの方はいつでもご相談ください。
大阪府でもPCR検査がドライブスルー方式で実施されているようです。どこでやっているのだろうと興味があり、調べてみたところ、実施場所は非公開だそうです。
だれでもできるのではなく、保健所などで必要と判断された人が対象となっているようです。大阪府内に数か所設置されているようですが、今後コロナウィルスの再流行をどこまで防げるのか、大阪の人の力を信じたいものです。
前回認知症の方の徘徊の対策でGPS発信機をご紹介しましたが、最近は携帯電話のGPS機能を利用しして高齢者の所在を確認することができるようになっています。
機種にもよりますが、GPS機能がついているものが多くなってきています。また、大手の携帯電話会社ではGPSを使っての所在確認サービスを提供しているところもあります。
代表的なものではNTTドコモが提供しているイマドコサーチがあります。探す側、探される側双方がNTTドコモのユーザーであることが必要ですが、携帯電話なのでバッテリーの持続時間が前回のGPS発信機よりも長いので安心できます。
他の携帯電話会社でも同じようなサービスを提供しているようなので有効に活用できればと思います。
緊急事態宣言の解除が全国39の都道府県で実施されました。コロナウィルスの感染力を考えると第2波、第3波の再流行を懸念しなければなりません。経済活動を再開しつつ、感染拡大をどこまで予防できるかが、今後の課題となるでしょう。日本人一丸となって、気を緩めす、感染予防をしながら、活動を増やしていきたいものです。
世界的に見ると日本は特異的な現状のようで他国からは理解しがたいようなことを言われていますが、日本人がもつ勤勉さや良い習慣を世界の人に知ってもらいたいものですね。
ご高齢の方、特に認知症を疑われる方が自動車の運転をされ、事故が報じられる機会が増えています。ご家族がもし事故を起こしてしまったらと不安に悩まれているご家族の方はたくさんいらっしゃると思います。
このような場合、ご本人に直接運転をやめるように説得してもなかなか聞き入れてもらえないことが多いと思います。介護の現場でもよく事例検討会などで取り上げられるテーマでもあります。
極論から言えば、運転免許証を無効にするまたは返納する、自動車を乗れないようにする、という方法があるかと思います。
運転免許証に関しては運転免許センターに相談することで公安委員会から認知機能の診断を受けるように通知を出してもらうことができます。診断の結果、認知機能の低下があり、運転に支障をきたすと判断されると運転免許証を停止することができます。期間内に診断書を提出しなければ、強制的に資格を喪失されます。