今日は炭酸飲料水のお話しです。子供たちは炭酸飲料が大好きですね。うちの子供たちも大好きで祖父母の家に行くといつも買ってもらって喜んでいます。
そんな炭酸飲料ですが、1日500ml、ペットボトル1本分を毎日飲む人は飲まない人に比べて死亡率が高くなるという研究結果があるんです。
炭酸飲料に含まれる砂糖や人工甘味料が原因で大腸がんやパーキンソン病、消化器疾患、心疾患等色々な病気が引き起こされることが分かっています。これらは肥満を引き起こすだけではなく、インスリンというホルモンの働きに影響し、様々なところで炎症を引き起こし種々の病気の原因になると考えられています。
子供たちが大好きだからといって飲ませすぎないように気をつけたいものです。
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前回は笑うことと免疫機能の関係のお話を書かせていただきました。
今回はストレスとの関係です。
ストレスに関する実験は人体には危険を伴うのでヒトではなく、マウスを使った実験が行われました(かわいそうですが)。
部屋の明るさや温度を人工的に変えてマウスにストレスを与えたところ、明るさと温度どちらでも免疫の抗体産生能が減少していました。
また、別の実験では電気刺激を与えられるマウスとそれを横で見ているマウスを比較しました。最初は痛みを与えられた電気刺激のマウスの免疫抗体産生が減少したのですが、回数を増やしていくと見ているマウスの方が著しい減少を示しました。電気刺激群は次第にストレスが軽減していきましたが、見ているマウスの群はストレスが増加する一方でした。
このようにストレスは身体的なものより心理的なものの方が有害であることが分かります。ストレスのない人生などはないと言われていますが、うまく付き合っていきたいですね。